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6月 新しい家族がやってきた。

今年2月、ワイズの老後を考え、ワイズがゆっくり楽しくくらせるように、新しい場所に犬仕様の家を建て引っ越した。
いままでの家も 海が見える傾斜地にあり、それなりの思いをもち建てた家だったが、年老いた犬が暮らすには不向きな構造もあった。

家を建てるにあたり、2頭が暮らすことを念頭に設計した。
すぐに2頭目とは考えていなかったが、
引越しを終え、条件が整ったら、ワイズに妹をと心が決まった。

転居直後から、探し始めたが、強い「縁」を感じる子犬はいなかった。

子犬を探すにあたり、ショーを走らせるのか、訓練競技会を目指すのか
「どんな犬を求めるか」
決める必要があったが、私の考え方では、それを先に決めることができなかった。
共に暮らす家族。
性格のいいこである必要が最優先。
そのこがもし、ショーに向いた犬であれば、へっぽこハンドラーとして一緒にショーにでよう。
もし、訓練に向いた犬であれば、選別なんてのまで、へたくそ指導手でやってみたい。
何らかの才能があれば そのこにあったステージで一緒に楽しみたい
特に何もなければ、最高の家族として、共に暮らしたい。

ショーにでるとしても 訓練競技会目指すとしても 私がハンドラー。
繁殖はしない。

プロのブリーダーなら、犬舎の名をかけて、一流プロハンを使いショーを走らせる条件がつくこともある。いい牝であれば、繁殖に使うのが常識。
こんな私にいい牝を渡すはずはない。

大好きな牡犬がいた。
構成もワイズにない良さをもっていたし、なによりも 性格が好きだった。
まったく攻撃性はないのに、芯の強さを感じさせ、堂々とし、動じず、落ち着いた性格。
で、ときどき とってもかわいらしい顔をして甘える。
プロのブリーダーさんではない。
どうやら交配はされていないようだった。

オーナーさんと時々、連絡をしていたが、あるとき、
その犬の赤ちゃんが産まれたことをきいた。
頭数が少ないので、どこにも出さず、全部 残されるおつもりだった。

私はドーベルマンの赤ちゃんを見たことがない。
ワイズも2歳でやってきた。
旅行がてら、赤ちゃんを見せてもらいにいった。
母犬は明るくて楽しい性格だった。
母犬は本来なら、警戒するだろうに ワイズが近くにいくのを許してくれた。
ワイズは母犬とも赤ちゃんたちとも「こんにちは」した。

詳しい方の話だと、一晩中でも語れるような血統書らしいが私にはよくわからない。
やさしくて明るくて楽しい性格のおかあさん。
落ち着き堂々としたおとうさん。
私にはとても魅力的な 子犬だった。

「ワイズのところなら」
と 縁があって ウチに赤ちゃんがやってくることになった。

ショーに出しても出さなくてもいい。
ショーは オーナーハンドラーで楽しむ場所であってほしい。
訓練競技会にだしてもださなくてもいい。
繁殖もしなくてもいい。
家族として幸せに。

私のためにあるような条件だった。

子犬がウチにくることが決まってすぐ、私は名前を決めた。

「キートス」

フィンランド語で ありがとう

5回ほどフィンランドにいったことがある。
吹雪の中 迷子(ほとんど遭難)になり、幼稚園のスクールバスに助けてもらったこともある。
どの町でも みんな おどろくほど 親切。
旅のあいだ中、数え切れないくらい口にした。
「キートス ホイホイ」

かわいらしい響きで大好きな言葉。

キートス。
ウチに来てくれて ありがとう。













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6月5日 夜の便で キートスがやってきた。

空港の最終到着3社のうちのひとつの便だったが、キートスの乗る飛行機はさらに遅れ、夜10時になろうとしたころ、その日の本当の最終到着便となった飛行機でキートスがやってきた。

受け取りのビルには客は私たちだけ。なんどもANAの人たちが遅れていることを謝罪してくれた。
飛行機は海にかかる橋をまたぐように高度を下げて、着陸する。
ガードレールに足をかけ、フェンスにしがみついて滑走路を覗き込んでいた。
幻想的に暗いそらから ひとつの光が現れ、橋の真ん中を越え、だんだん近づき、滑走路に無事 着陸した。

airport 0[1]


到着から羽田なら30分ほどはかかるというが、
キートスは5分ほどで、でてきた。
あまりにも早くてびっくり。乗客より速いぞ。

kobe airport 1


私はすぐにかけより、バリケンの中をのぞき
「きーちゃん♪」
と声をかけ指を隙間からいれてみた。
バタバタと音をたて、尻尾をふり、
きーちゃんは私の手を激しくしゃぶった。

「元気だ!」

ほっとした。

受け渡しの手続きをしながら、犬好きスタッフのおにいさんががバリケンをのぞき、
「かわいい♪」
「すぐに それくらい(ワイズのこと)大きくなんでしょうね」
など、言葉を交わした。

貨物ターミナルは10時で閉鎖なので、できるだけ早く出て行ってほしいと警備員さんにお願いされ、人間用ターミナルに移動した。

きーちゃんをバリケンからだして、

「ようこそ きーちゃん」

ご対面。

airport2.jpg


ワイズはきーちゃんを覚えていた。
きーちゃんは私たちとワイズにさっそくチューをしてくれた。
「誰?」
という警戒感もまったくなく、
「こんばんは♪ へへっ♪」
って何度もチューをしてくれた。

無事 元気にやってきた。

急いで家に帰った。
ひとり飛行機にのってやってきて、不安だったろう。
食欲がなくなる、眠れないかもしれない・・・

そんな心配はふっとんだ。

家に着き、すごい勢いでフードを食べ、
はじめての家・・なはずなのに、
グーグー 爆睡した。

早朝

「おっはよう♪♪」

天真爛漫なきーちゃんが目を覚ました。

06062009.jpg

キートスは自分のことキートスだと知らない。

「きーちゃん」

誰もがこう呼ぶ。

週末、従弟夫婦が犬づれで遊びにきた。
黒ラブの「そら」

このこも縁があって、従弟夫婦の家族になった。
長期にわたり、大阪の街を徘徊していたらしい。
ガリガリで、やたら顔だけが大きく見える黒ラブ。
持ってうまれた運か、幸運に幸運をかさね、彼らの家族になり自然いっぱいの岐阜で暮らしている。

「そら」とワイズは妙に気が合う。
牡どおしだが、長年一緒に暮らしているかのような間柄。
若い犬と違い、絡み付いて遊ぶことはないが、お互いが安心しきって過ごしている。

今年はこの関係に「キートス」が加わった。

遊ぼう、遊ぼうと そらを誘う。
ワイズは、いつもうっとおしそうだが、この日はきーちゃんに開放され、のんびりと。

遊んでよ


「ねえ、あっそぼう~~~~♪たらぁ」

遊ぼう

と突撃。
あまりの激しさにそらは困ってしまう。
ワイズといい、そらといい、とりあえず、きーちゃんから 逃げる。

キートス 女王さまに君臨か?!

リビングでの彼らの位置関係。

リビング


写真をみて驚いた
6月 こんなんだった。

6月9日jpg


7月のはじめ こんなんだった。

090709


もう、そらより 大きい?
きーちゃんは3ヵ月と21日目から「幼稚園」に通っている。

訓練所の先生には
「6ヶ月くらいからでいいのでは?」
と言われたが、英才教育を希望はしないが、訓練所でたくさんの犬、いろいろな人に触ってもらいたいと思い、お願いした。
犬同士、家族以外の人間との接し方、たくさんのことを経験させ、いろいろなことを学んでいく大切な時期だが、私の仕事の都合もあり、早朝の散歩では、ほとんど、犬にも人にも誰にも会わない。夜の散歩でも、うっそうと木が茂る真っ暗な公園を散歩している人も犬もいない。
社会性を身につけないといけない時期にこんなんで大丈夫かと不安だった。
この2.3ヶ月のことが、きっと10年以上の財産になると信じている。
私が仕事に行っている間に きーちゃんを迎えにきてもらい、訓練所で過ごさせてもらって、夜、送ってきてもらっているが、きーちゃんは幼稚園が楽しいみたいで、よかった。

ワイズしか知らない私にとって、きーちゃんは 爆弾娘だが、訓練士さんの評価では、

「月齢のわりにとても落ち着きがある。聞き訳がいい。こんなドーベルだったら、飼いたいね」

と訓練士さん仲間で話をするほど、いい性格らしい。

獣医さんにいっても、きーちゃんは ぬいぐるみのようにおとなしい。
いつものように弾けることなく、落ち着いて振舞う。
注射も嫌がらず、薬をのむのも好き。

「いいこだね」

獣医さんが話しかけると

「は~~~い♪」

嬉しそうに、キラキラした目で獣医さんに尻尾をフリフリして愛想をふりまく。

ショードッグとして、活躍できるのかよくわからない。
その資質があっても、ハンドラーが私だと、まあ、ロクな結果はでないだろう。

たとえ、ショーでいい犬だと評価されたとしても ほんの数年、それも短い時間だけのこと。
一緒に暮らす家族としていかにいい関係を築けるかを大切にしたい私にとって「よい性格」とほめられるほど嬉しいことはない。


6月 好奇心旺盛
6月 洗濯機

きーちゃんはまっすぐに見つめる(7月)
7月 見上げると

ワイズの敷物を持ち出し、「ほれほれ」とワイズに見せる(8月)
ほれほれ08 22 013

家の芝生がきーちゃんに「食い荒らされ」たので、夫は2日がかりで目土をして平らにし、ついでにオーバーシードとやらをした。

ワイズも芝生を食べるが、葉先のやらかいところのみをつまむ。
きーちゃんは顔を横にして根っこからほじくる。
うまくいかないと手をつかって穴を掘る。

ということで、ワイズはいいが、きーちゃんには 2週間芝生禁止令がだされた。

ワイズがドッグランで大怪我をして(ワイズと歩いた道 10 参照)から、ドッグランには行かないことに決めた。
家から車で小一時間のところに『貸切専用』のドッグランがある。
ワイズはここ専門。
絶対 安心なお友だちとは同行するが、ワイズは誰とも遊ばず、マイワールド。

急遽、思い立って、きーちゃんとワイズと連れて行った。
きっときーちゃんは走り回りたいだろう。

ドッグランにはいり、きーちゃんを放した瞬間、考えられない速さで爆走した。

きーちゃんはワイズに遊んでほしそうに寄り添う。

初めてのドッグラン2


きーちゃん、私が投げたおもちゃ、私のところには持ってこず、ワイズのところに見せに行く。

初めてのドッグラン3

「こっちに持っておいで」
というが、無視。
その姿をみて
ワイズが指導手で「物品持来」っての おもしろいだろうなと バカなことを考えていた。

きーちゃん 爆走しまくり 大興奮

初めてのドッグラン 001

疲れたワイズが休憩すると
「私も~」
と一緒に休憩。

初めてのラン4

ワイズにはなんとな~く避けられながらも
ワイズが大好きなきーちゃん。

しかし、おっきくなったなあ。
写真にするとどっちがどっちかわからない?

ほんのちょっとまえ、こんなにかわいらしかったのに。

0613.jpg

ほんと あっという間。
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